2月頭の挨拶というのは「冬」なのか?「新春」なのか?
なんとなく語感から「新春」としました。
2年連続で年末に親族の不幸があり、正月がぶっ飛んでしまいました。
考えてみれば私も年男48歳になるので、人生の先輩たちの訃報が増えるのはしかたないことなのかもしれません。
しばらくボンヤリしながら生きていましたが、その間、日本経済そして日本の転落ばかりが目に付きました。
新聞で報じられる大企業の業績もさることながら、中小企業の苦しいこと苦しいこと。
そしてグローバル化が進む世界の中で、日本の存在感が希薄になってきていること。
ここ数年、身体の衰えを感じることが多かったのですが、自分の衰えと共に日本の下落を肌で感じます。
私の人生としては、自分の身体的・精神的衰えと、日本の衰えが重なってきていることには少々「運がいい」と思っています。
少年期・青年期を「伸びゆく日本」と共に過ごし、中年期・老年期を「衰える日本」と共に過ごせることで、
下向きを受け入れる覚悟と思考が自然に得られるからです。
そんなことを思考しながら、「たくましく・しぶとく・美しく」衰える道を模索しようと藻掻いている毎日です。
本業の会計については「会計の学び方」を新たに整理して世に提示したいと考えています。
江戸・落語系の仕事もたくさん企画をいただくようになりました。
今年もあらゆるチャレンジをしようと気を引き締めています。
ちなみに会計士の私が落語と出会って仕事してきた5年の軌跡をまとめたのでよかったらご覧ください。→こちら
さて今年はどんな年になるのか。
あらゆる下落を楽しみつつタフに生きていきたいと思います。
みなさま、一緒に頑張りましょう!